恩田陸さん著 『不安な童話』を読んだよ!!
見たことのないタイトルでした。
「生まれ変わり」という言葉が気になって借りてきたのです。
前世の記憶を持つ子供の話などを読んだことがあり、
すごく興味のある分野なのです。
主人公は大学教授の秘書、古橋万由子。
浦田泰山先生と「高槻倫子遺作展」へ出かけます。
その絵を見ているうちに「逃げなくては」と考える万由子。
自分でも何故そんな思いが浮かぶのか分かりません。
見たことのないはずの絵。でもこの絵を知っている!!
いろんな恐ろしい光景が思い浮かぶ中、
万由子は倒れてしまいます。
その数日後、高槻倫子の息子であり、
遺作展を開いた高槻秒が泰山と万由子のところへ訪れます。
そして万由子は倫子の生まれ変わりだと告げるのです。
倫子は死んだら4人の人に絵を贈るようにと
メモを残していました。
そして秒は万由子にその4人と一緒に会ってほしいと言います。
なぜなら倫子が死んだ状況を知りたかったから。
倫子は秒が小さい子供だった頃、
布切りばさみで殺されたのでした。
犯人はつかまっていません。
一体高槻倫子は誰に殺されたのか???
著者のことばに『「基本的な本格物」を書こうと思い、そのつもりで書いていたはずなのに、
出来上がってみたら、こんな「奇妙な話」になってしまっていたのだった。』
という記述がありました。
確かにこのお話は恩田さんらしい話だなぁと思います♪
独特の雰囲気に引き込まれた作品でした!!
なんとこの作品は10年ほど前の作品なのですね!!
そして「六番目の小夜子」「球形の季節」に続く三冊目の長編なのだとか。
「球形の季節」は未読ですのでチェックしたいなぁと思います♪(*^-^)ニコ
↓ いつもたくさんの応援クリックをありがとう♪ミ★(*^▽゚)v Thanks!!★彡

コメント
改めてこんにちは。
生まれ変わりかぁー。とっても興味あります☆
なんか、前世の記憶はないけれど、誰かの生まれ変わりだとか、その子供に会ったりだとかしたら・・・。本当にびっくりするだろうなぁー。しかも、前世で殺されていたなんてー。
まゆびさんの解説読んでるだけでもいっぱいどきどき☆したよー。
ダヴィンチ・コードももうすぐ読み終わるし、また、恩田さんの本読みたくなりました。
楽しい解説ありがとうございます☆応援??当然でしょーーー☆
Posted by enu at 2006.07.03 17:36 | edit
重複コメントの件は気にしないでくださいね。
実はまゆびもよくやるの。。。(笑)
生まれ変わりってもちろん証明されていないけど、
嘘とは言えない不思議な実話がいっぱいあって、
すごく興味があるんです♪(゚-゚*)(。。*)ウンウン
前世の記憶。自分にもきっとあるんだろうなぁって思っています。
実感したことはないですが。
ダヴィンチコードもうちょっとなのですね?
enuさんの感想も楽しみだわ♪(o^-^o) ウフッ
いつも応援クリックありがとうございます。<(_ _)>
Posted by まゆび→enuさんへ at 2006.07.03 17:45 | edit
前世の記憶については、yozoも興味ありますね。
別に、特に色々書物を読んだりしているわけではないのですけど。(笑)
>そして万由子は倫子の生まれ変わりだと告げるのです。
そのとき万由子はどんな思いを抱いたのでしょうか?
自分だったらどうだろうって想像しましたよ。何だか今までの自分の人生は
何だったのだろう・・・とか感じるかもしれません。(*´ο`*)
>一体高槻倫子は誰に殺されたのか???
うーん。めっちゃ気になりますねぇ!(笑)( ・◇・)?(・◇・ )
追伸:「コメントありがとう」という言葉がなくなったのですね。これで白紙で間違って投稿しても未記入エラーでセーフになりますよね。ナイスですよ。ちゃんとメッセージはtextareaの上に書いてあるし、至れり尽くせりですね。☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
Posted by yozo at 2006.07.03 20:03 | edit
>前世の記憶については、yozoも興味ありますね。
おお、yozoさんも興味ありですか?
不思議なお話が多いですよね!!(゚-゚*)(。。*)ウンウン
実際に前世の記憶を持つ人ってどんな思考になるのでしょう?
二つの違った記憶がごちゃごちゃになったりしないのかな?
今の人生に疑問を持つこともあるかもしれませんね。
この話に出てくる万由子は完全に記憶を持っているわけではなく
きっかけとなる絵などを見て徐々に思い出していくのですが、
実際にこんなこともあるのかもしれないと思いましたよ。(゚-゚*)(。。*)ウンウン
倫子が誰に殺されたのか。ミステリとしてももちろん楽しめました♪(o'▽')
機会があったらチェックしてみてくださいね!!
な、なんと、「コメントありがとう」 を無くしたことに気がついてくださったとは!!
まゆび自身もミスでコメント送信してしまったことがありましたし
今日もenuさんにご迷惑をかけてしまったので消した方がいいなぁと思い
テンプレートに取り組んでみました!!
やるのが遅くなってしまったのでたくさんの人に迷惑をかけてしまったかも。。。
皆様本当にごめんなさい。<(_ _)>
>ちゃんとメッセージはtextareaの上に書いてあるし、至れり尽くせりですね。☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
ありがとうというメッセージは伝えたかったのでこちらへ書いておきました♪
褒めてくださって嬉しいです♪(*'-'*)
いつもありがとうございます。<(_ _)>
Posted by まゆび→yozoさんへ at 2006.07.03 20:21 | edit
「生まれ変わり」ですか・・・でもお話を聞く限りかなり怖いイメージですね。
『基本的な本格物』という言葉に惹かれます。
Posted by ととろ at 2006.07.03 20:37 | edit
表紙怖いかなぁ?版画(?)のイメージの女の子の絵でした。
顔が真っ白なのでちょっと怖いかもしれませんが。(笑)
まゆびが借りたのは祥伝社バージョンなのですが、
アマゾンとか調べてみても同じ絵が見つからなかったです。<(_ _)>
この話、殺害シーンのイメージがぞくっときました。
今でもなんとなく背筋がぞくっとします。。。
Posted by まゆび→ととろさんへ at 2006.07.03 20:59 | edit
こちらこそ、よろしくお願いします。です。
「本格にするつもりの・・・・」ってのが納得できるお話でしたねえ。
こういう結末の「生まれ変わり」なら、全然ない話じゃないなあと思った記憶があります。
この本は恩田さんの本を読み出して数冊目だったので、独特の雰囲気にくらくらしていました。
昔の感想でたいしたこと書いてなかったけど、TBさせてもらいますね♪
Posted by なほまる at 2006.07.03 21:38 | edit
トラバありがとうございました♪
先にそちらへお邪魔してきましたよ♪
なほまるさんの記事を読んで改めて、
恩田さんの作品ってレビューを書くのが難しいなぁと思いました。(゚-゚*)(。。*)ウンウン
>「本格にするつもりの・・・・」ってのが納得できるお話でしたねえ。
そうですね。(゚-゚*)(。。*)ウンウン
後半はどんどんページをめくってしまいました。
おかげで寝不足になりましたが。(笑)
>この本は恩田さんの本を読み出して数冊目だったので、
>独特の雰囲気にくらくらしていました。
まゆびも初めは不思議な話を書く作家さんだなぁと思いましたよ。
デビューは「Q&A」でした。
その時にお友達にいろいろ薦めてもらってどんどん読み進めています。
次はどんな作品に出合えるか、楽しみです♪ワクo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワク
Posted by まゆび→なほまるさんへ at 2006.07.03 23:48 | edit