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恩田陸さん著 『ライオンハート』を読んだよ!!

2007年01月02日
読んでみていつもの恩田さんの作品とはちょっと違う?と思った作品でした。
あとがきで恩田さん自身が
メロドラマを書いてみたいと思っていた。メロドラマと言えば
擦れ違いであるが、きょうび擦れ違いをやるのは難しく、成立するのはSFしかないと思っていた。
と書かれていますように、時を越えて出会うエドワードとエリザベスの
切ない話です。
エドワードとエリザベスは姿を変えて、いろんな時代で出会うのです。
ほんの束の間ですけど。
姿が違うけどお互いに相手のことを見分けることが出来るのです。

まずは1978年。ロンドンです。
ロンドン大学法学部名誉教授エドワード・ネイサンが
いきなりいなくなるところから始まります。
同僚のモリスが家に行ってみると椅子のかげに
「from E. to E. with love」と縫い取りの入ったレースのハンカチーフが
落ちています。
そして便箋の上にたった一行「LIONHEART」と書かれているのでした。

そして1932年のロンドン近郊へと視点が移ります。
ある少女の視点になります。
人がいっぱい集まっています。とある有名人がアメリカから来るとのことで
みな一目みようと空港に集まっています。
その雑踏の中、ある理由で少女はある人物を探しているのです。
この少女がエリザベス。そして探しているのは、青年の頃のエドワードです。
やっとエドワードを見つけますが、
エドワードのほうはエリザベスのことが分からない様子。
エリザベスはそれにもめげず話し続けます。
エドワードへ渡すハンカチーフを手渡すために。

この後もエリザベス、エドワードのそれぞれの視点で2人の出会いが描かれていきます。
時代もどんどん移り変わり、2人の結びつきが明らかになり、
2人の絆の深さを感じることができます。

エリザベスとエドワードは時空を超えて
お互いに夢で会っているのです。
でも実際に出会えるのはほんの一瞬だけ。
結ばれることは決してない運命なのです。
出会いごとの別れのシーンがとても切ないラブストーリーでした。

いろんな画家や歴史上の人物などなどが絡んで
とっても面白い構成になっていましたよ。

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コメント

きのう、絆が雑踏したかったの♪
うさび、あけましておめでとーー!!
コメントありがとうね~。
しかし新年早々、雑踏したいとは。(笑)
こんばんはー。
この本はなかなかおもしろそうですねぇ。

>>結ばれることは決してない運命なのです。
こういう切なげな文句にやたらと惹かれてしまいますよ。。。

本屋さんで探してみようと思います!
やたら乙女な面もあって恋愛小説は好きなんです私(笑)
ばばるさん、こんにちは♪(o^∇^o)ノ
本当に切ないお話でしたよ。
確かに実際に結ばれることはないというのがなんとも言えませんね。
実際に会えるのは本当にほんの少しの時間で、
夢で見ているわけですから本当に会えるかどうかなんて分からない状況なので
そのときの喜びといったら感動ものなんでしょうね。
また機会がありましたら読んでみてくださいね♪

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