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恩田陸さん著 『夏の名残りの薔薇』を読んだよ!!

2007年03月17日

非常に恩田さんらしい本でした。(笑)
章ごとに語り手が違っていますし、
作品の雰囲気も恩田さんワールド炸裂といった感じです。


舞台は山奥にあるホテル。
毎年一度、秋に豪華なパーティが行われています。
招待者は3姉妹の伊茅子(いちこ)、丹伽子(にかこ)、未州子(みずこ)です。
この3人は夕食の席で作り話をする習慣があります。
一部だけが事実のお話もあるし、ほとんどが事実のお話もあるらしい。。。
誰かが話を始めたら残りの二人は平気な顔でそれを受け、
話を続けていかなければならないのだとか。
誰が結末を決めるかは3人の微妙な呼吸で決まります。
面白い結末が思いついた人でもいいし、みんなの注目を集められた人でもいい。
この3人がする作り話は非常に気持ち悪いお話が多いのだとか。
みんなにこんな話を聞かせるのは何故なのか。


一番初めの章での語り手は湊時光。
伊茅子、丹伽子、未州子はそれぞれ自分の部屋にお客様を招いて
お茶会を催しています。
湊時光は、姉の桜子のだんな様、隆介の伯母が伊茅子ということで、
姉と共に伊茅子のお茶会へと招待されていました。
このお茶会で伊茅子にあなたたちの関係をいい加減にしたらどうかといわれます。
結婚してからも実の弟と関係を持っているのを世間に知られてはまずいだろうと。
時光は年に一度、このホテルで姉、桜子と会えるのを楽しみにしているのですが、
来年からはここに来ないか、お互い家族を連れてくるようにと
伊茅子に言われます。


お茶会が終わって、丹伽子の娘の瑞穂と3人でロビーで話しているところに
現れたのはここにいるはずのない桜子の夫でした。
仕事がキャンセルになったから、こちらのホテルに来てみたというのですが。。。
夜に時光が部屋でくつろいでいると隆介が部屋にやってきます。
そして隆介の話では桜子が車のディーラーの辰吉と浮気しているのだとか。
もちろん時光は知らなかったので衝撃を受けます。
隆介は時光に桜子に話してくれと頼みに来たのでした。
時光はそれを受け入れ、桜子と話をすることに。
その次の日、ある事件が起こります。


ちょっとこの先はネタバレ注意報です。
まゆびからのお願いです。コメントにてこのネタバレ部分について書きたい場合は
ぼかして書いてくださいね。ネタバレを好まない方への配慮をお願いします。
コメントは皆が読む可能性がありますからね♪


↓ここからドラッグしてね♪(*゚▽゚)ノ

次の日の朝、なぜか桜子が起きてきません。
隆介、時光、辰吉は桜子の部屋へ向かいます。
部屋で発見したのは桜子の死体でした。
この死体を発見したところで第一変奏(章の名前です。)が終わり、
次の第二変奏へと移ります。
ところが第二変奏でまた桜子が出てくるっ!!(゜ロ゜;)エェッ!?
こんな感じで前の章で死んだ人が何故か次の章で普通に出てきちゃいます。
その謎は最後に解けますが、初めはあれ?死んだんじゃなかったっけ?と
パニックになっちゃいました。


↑ネタバレ終了!!

この話ではいろんな噂話がお客の間で飛び交っています。
一体真実は何なのか?非常に不思議な世界観でしたが、
面白いお話でした!!


↓応援よろしくお願いします♪(*- -)(*_ _)ペコリ
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コメント

こんばんはー。
まだ未読の申し訳ないばばるです(汗)
何だか含みのある感じでこのお話しも面白そうです。
3姉妹が催すパーティ、しかも山奥。
閉塞感のある設定がまたいい雰囲気を出してます。
とっても興味をそそられました!

しかし登場人物の名前、むつかしいですねー(笑)
読んでる途中で読み方を忘れそうです。
ばばるさん、こんばんは♪(o・ω・)ノ
>まだ未読の申し訳ないばばるです(汗)
いえいえ、申し訳ないだなんてとんでもない!!
本って読みたいと思ってもなかなか時間がなかったり、
気分がのらなかったり、他に読みたいものがあったりなどなどで
思うように進みませんよねー。
私も読みたいリストが増えるばかりでございます。(笑)

この本も恩田さんファンのまゆびとしてはなかなか楽しめた本でした。
>閉塞感のある設定がまたいい雰囲気を出してます。
そうですよね~。不思議な世界観でした。

>しかし登場人物の名前、むつかしいですねー(笑)
>読んでる途中で読み方を忘れそうです。
そうそう!!(笑) 何種類も読み方がある名前もやっかいなんですけどね。
読んでいて「あれ?どっちだったっけ?」と前のページに戻ることが
よくあります。(爆)
まゆびさん、こんばんは。
人間関係が複雑で、しかも、3姉妹の名前が難しくて、
それだけで不思議な世界にひっぱりこまれるような、そんな物語ですよね。
人の道をはずれた姉弟が出てきたり、
お茶会っていうのが、今の時代っぽくないと思うのはてるひだけかなぁ
息苦しい感じが、すごくしました。
噂話と作り話。どこまでが真実で、どこからが嘘なのか・・・
騙されながら読んでみたい気がしました。
最近、恩田作品、読んでないなぁ
手持ちの上下巻のファンタジーを読み終わったら、恩田作品にふれてみたいです。
まゆびさん、お久しぶりです♪!

この本、まゆびさんがちゃんと「ネタばれなので」と反転した部分、
自分の感想には思いっきり書き込んであったわ・・・。不親切な女です。
(だからTB送るのはやめにしときます)

まゆびさんは「変奏」という単語に気がついて読んでいましたか?
私は全然気がついてなかったので、「損したなあ」と読了後思いました。
不思議な割には、わりときっちりお話が「閉じる」感じがあったので、
「ましなほう」(何が?)かなあと思った覚えがあります。
てるひさん、こんにちは♪(^ー^)ノ
本当に人間関係はめちゃめちゃ複雑ですよね。
不思議な物語でしたが、面白かったです。
>人の道をはずれた姉弟が出てきたり、
>お茶会っていうのが、今の時代っぽくないと思うのはてるひだけかなぁ
確かに。お茶会の方は3姉妹それぞれ飲み物の趣味が違っていて、
コーヒーでお茶する方もいるんですけどね♪
>噂話と作り話。どこまでが真実で、どこからが嘘なのか・・・
>騙されながら読んでみたい気がしました。
そうそう、本当にね。この3姉妹の語り方がすっごく上手いんでしょうね!!
ちょっとその場にいてみたいって思いました。
きっと引き込まれちゃうだろうなぁ。
>手持ちの上下巻のファンタジーを読み終わったら、恩田作品にふれてみたいです。
お♪今はファンタジーなのですね!!
逆に私はファンタジーをあまり読んでないかも。
ファンタジーも読んでみたいものがいっぱいあるんですよね~。
あぁ、時間が欲しいです!!
なほまるさん、こんにちは♪(o・ω・)ノ
>この本、まゆびさんがちゃんと「ネタばれなので」と反転した部分、
>自分の感想には思いっきり書き込んであったわ・・・。不親切な女です。
いやいや、実をいうと、私もどこまで書くかすっごく悩んだのですよ。
これくらいなら大丈夫だよなぁとも思ったのですが。
多分私の方が気を使いすぎのような気がしています。(笑)
トラバの方、気を使わせてしまってすみません。(*- -)(*_ _)ペコリ
私の方は問題ないですので♪トラバいただけると嬉しいですし♪

>まゆびさんは「変奏」という単語に気がついて読んでいましたか?
途中で気がつきました!!そもそも私は章のタイトルとか、
あまり気にせずに読む人なのですが(苦笑)、
この本に関してはたまたま気がついて、あ、なるほど!!と思いました。
>不思議な割には、わりときっちりお話が「閉じる」感じがあったので、
>「ましなほう」(何が?)かなあと思った覚えがあります。
(*゜ー゜)(*。_。)ウンウン♪(゜ー゜*)(。_。*)ウンウン♪
「ましなほう」という表現がナイスです。(笑)

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