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日明恩さん著 『そして、警官は奔る』を読んだよ!!

2007年09月27日
以前に読みました「それでも、警官は微笑う」の続きになります。
(記事はコチラ♪
日明恩さん著 『それでも、警官は微笑う』を読んだよ!!)
「それでも、警官は微笑う」を読んでいなくても大丈夫だと思いますが、
メインの登場人物である武本と潮崎の関係を知った上で読んだほうが
より面白いですし、何故この2人が今の状況にあるのかも
分かるかと思います。

武本は「それでも、警官は微笑う」で起きた事件の後、
国際組織犯罪特別捜査隊に所属。その後警視庁蒲田署刑事課の強行犯係に異動。
蒲田署に勤務して既に三ヶ月が経過していました。
ここで武本が組むことになったのが和田という39歳の警部補。
武本を疎ましく感じていることを隠そうともしない
不遜な男の人でした。

ある日、ある主婦が隣の家からいるはずのない女の子の声が聞こえるとの
訴えがありました。
この主婦は今までにも何度か近くの交番に訴えたそうなのですが、
取り合ってもらえなかったようです。
毎日毎日「ママー」と呼ぶ女の子の声を聞いていたら
なんとかしてあげなきゃと思いますよね。
そこで彼女は声を録音して今度は交番ではなく、
蒲田警察までやってきて訴えるのです。
ここでも無視されそうだったのですが、
武本がちょうど居合わせて、実際にテープの声を聞き、
主婦のお話をしっかり聞いてみることになったのです。
上司の福原にこの話を相談すると
武本と和田の二人に調査を命じました。
早速その家に行って、宅配業者の人間に話を聞いてみると
彼も女の子の声が聞こえると言います。
その上、配達しているものは女の子の服なのだとか。。。
この家は男性の一人暮らしのはずなのですが。。。
この事件をきっかけに武本たちは子どもの人身売買や虐待と
向き合うことになります。

潮崎の方はというと、警察官を一旦やめていました。
「僕は試験を受け直して、必ずまた警察に入ってみせます。
ただし今度は国家公務員Ⅰ種、俗に呼ばれるところのキャリアで。
受かった暁には、堂々と家族の力も使います。
そしてできるだけ早く、偉くなります。」と宣言していました。
(潮崎家は門弟二万人を軽く超す、歴史と格式のある
茶道の本家家元です。
前警視総監の奥方、現警視総監のご母堂もいるんですって!!)
現場の刑事としてやはりいろんなところで限界があったのでしょう。
そしてこの宣言どおり、潮崎は試験に合格したのでした。
その合格報告に武本のいる蒲田署に訪れていました。
久しぶりの再会。潮崎は髪の毛が何故か白髪だらけになっていて
見た目は大きく変わってしまっていました。
それでも根本的なところは少しも変わっていなくて、
あいかわらず一方的に武本に話しかけているといった感じでした。

武本は事件の捜査のため出かけるところでした。
今、潮崎は民間の人間ですから
事件の情報を教えるわけにはいきません。
それを見た潮崎は、武本が独りで何かを追いかけているのではないかと思い、
勝手に武本の後をついていくことにします。
そうしていると、近くのアパートの2階から人の怒鳴り声が!!
男性1人と女性2人の怒鳴り声でした。
「子どもを返せ」だの「あなたといたら、子どもが死んでしまう」などの
言葉が聞こえてきます。
母親だと思われる女性は不法滞在外国人のようで。。。
女の人に抱えられた男の子を見ると服に茶色いシミが。
この子は熱いラーメンをかぶった?
子どもをじっくり観察するとあざだらけ。。。
虐待だと確信した武本は警官であることを明かし
事情を訊くことにします。
子どもの手当てが先にしようとそこにいたもう一人の女性が
お願いしたため、潮崎が救急車を呼ぼうとするのですが、
その女性は救急車では受け入れてくれる病院を見つけるのに
時間がかかるから駄目だといいます。
そこで彼女の知っているお医者さんのところに
潮崎もついていくことにします。
その病院で知ったことは不法滞在外国人のような
無保険で治療費も払えない人たちの
辛い現実でした。

このお話では前の「それでも、警官は微笑う」のときのように
武本と潮崎が一緒に捜査に当たるというわけではありません。
潮崎は民間人なんですから当たり前なんですけど。。。
犠牲になる不法滞在外国人の子どもたち。
彼らを救う方法はないものか?
2人は法の無力さに愕然としながらも頑張ります。
武本と一緒に組んでいる和田や、生活安全課の小菅とのやりとりも
非常に興味深く、あっという間に読めてしまいました。
武本や潮崎のような素敵な警官ばかりだといいのに!!と
思わされました。いろいろと考えさせられた一冊でした。

↓応援よろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ
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コメント

こちらも読まれたのですね!
ととろはかなり前に読んだので感想もちょっと朧なのですが、日明恩さんの作品は好きです。特に最初に消防物ではなく警察物のこちらを読んだので思いいれもこちらの方がある。
実は警察物がととろは好きなの。
シリーズ化して欲しいですよね。新作はでてるのかな?
ととろさん、こんばんは♪(○´ω`○)ノ
ととろさんのおかげで日明恩さんという作家さんに出会えました。
本当に感謝しています♪
非常に読みやすいし、内容も興味深いものなので
あっという間に読めてしまいました。
消防物の方も読んでみようと思っています♪
>実は警察物がととろは好きなの。
うんうん。面白いですよね♪
>シリーズ化して欲しいですよね。新作はでてるのかな?
そうですよねー!!潮崎がキャリアとして警察に戻ってからの作品も
ぜひぜひ読みたいです!!

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