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恩田陸さん著 『蒲公英草紙ー常野物語』を読んだよ!!

2007年10月13日
不思議な力を持っている「常野(とこの)」と呼ばれる
一族のお話の二冊目です。
一冊目は先日読んだ光の帝国です。
ただし、前の記事でも書いたように
それぞれ独立したお話なので、どこから読んでも問題なし。
実際に二冊目の蒲公英草子を読んでみて、
ここから入っても全く問題ないように思いました。
前作の記事はコチラ♪
恩田陸さん著 『光の帝国ー常野物語』を読んだよ!! のんびり前進じたばた生活

常野だより常野物語を読むにあたって はじめにの部分に
「優しさと感動を味わいたい方は『蒲公英草紙』を」と書いてあったので、
かなり期待して読みました。
そして期待通りだったし、後半の部分は涙なくては読めないものでした。

山を越えたら福島というあたりにある農村地帯が舞台です。
そこには槙村(まきむら)家という古くから続く名家がありました。
県内でも、槙村の集落として知られているところということです。
そして、槙村家の敷地のすぐそばに住んでいて、槙村家かかりつけの医師の娘、
中島峰子が少女のころのことを思い出すという形で物語は進んでいきます。

峰子の住む集落では、槙村家はお屋敷と呼ばれ、
人々に尊敬される存在でした。
お屋敷には5人の子どもがいました。
長女の貴子、長男の清隆、次男の廣隆(ひろたか)、
三男の光隆、そして次女の聡子でした。
5人のうち峰子が言葉を交わしたことがあるのは廣隆のみ。
とはいっても、いつも一方的に現われて、
意地悪をされて泣かされていたんですけど。。。
このように峰子にとっては、お屋敷は遠い存在だったのですが、
ある日、事情が大きく変わってしまいます。

末っ子の聡子は生まれつき心臓が弱く、一日中家の中で寝ていました。
そして聡子は成人するまで生きていられないだろうといわれていました。
でも、聡子は学校へ行って他の子どもたちと話をしたくてたまりません。
そこで、峰子がそんな聡子の話相手に選ばれたのです。

お屋敷にはたくさんの人たちがいつも出入りしています。
いろんな発明(?)をしている池端先生、
洋画を描く椎名、仏師の永慶(えいけい)、などなど。
物語が進むにつれて、彼らの過去も描かれていきます。
特に永慶の話は辛い話でした。

さて、ある日のこと、奇妙な一家がお屋敷にやってきます。
春田葉太郎(ようたろう)とその妻、
そしてその子の紀代子、光比古(みつひこ)の姉弟です。
この集落でいろんな人に会って記録をつけるためにやってきたとのことでしたが。。。
村の人たちには彼らが何をしているのか
さっぱり分かりませんでした。
峰子が父に訊ねてみると、彼らはたぶん『常野(とこの)』という
古くからいる一族だと言うのですが。。。
一体どんなことをしている一族なのでしょうか?

峰子の回想の形で語られたこの集落でのお話は
本当に切ないお話でした。
(最後の結末が、ちょっとなぁ。。。とも思うのですが。)
またいつかもう一度読んでみたいと思います。
『常野一族』にもさらに興味が湧きました。
三冊目の「エンド・ゲーム」はスリリングな読書とのことです。
これも楽しみです♪(*´ω`*)

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